Column.5
ブランディングの落とし穴

ブランドの語源は「焼印」からきており、差別化するための目印(デザイン)という意味合いを持っています。企業におけるブランドは、お客様をはじめとするステークホルダーに信用や安心感等を示し、選んで頂く非常に重要な役割があります。

企業ブランディングは、ロゴデザインからはじまります。ロゴは、企業の経営理念・ビジョン・ミッションを体現するものです。単なる企業のマークではなく、企業の重要な資産であり、ステークホルダーとのコミュニケーション・マーケティングツールとなります。

企業ブランディングは一朝一夕で構築できるものではなく、様々な視点で検討しなければなりませんが、ブランディング構築のプロセスには落とし穴もあるので注意が必要です。

タイプ別落とし穴

トップダウン型

ブランディングの原動力が上層から下層に伝えられていくものです。トップの意見が反映されやすく、予算やスピード感は重要視されるものの、トップ交代の度に方針が変わり依存しやすい環境に陥ってしまいます。そのため、ブランドを自律的に管理する仕組み・文化が根付きにくくなっています。

ボトムアップ型

ブランディングが中間職や特定の担当部署が主体となって行われるので、毎回トップの承認を得る必要があります。その都度、企画・提案を行っていると、時間的・人的コストがかかる反面、原動力は高まりにくいことがあります。

内発型

社内の歴史や経験、知識、想い、技術などを主体に考え、そこから外に打ち出そうとするブランディング方法です。この方法の場合、社内の共感は得られやすいので、高い原動力やスピード感を期待することができます。しかし、顧客の視点やニーズが充分に反映されていないため、当たり外れがあり、外れた場合には市場から自然消滅する可能性があります。

外部適応型

内発型の逆で、市場や顧客ニーズ、トレンドを重要視し、それを元にブランディングする方法です。打率が上がりやすくなっていますが、この方法は競合他社が取り入れている方法でもあるので、市場に出した時には目立ちにくいということもあります。

コンセプト重視型

基本的にブランディングではコンセプト作りに力を入れますが、コンセプト重視型ではその比重が非常に大きくなっています。この方法では、コンセプト作りに重きを置き過ぎると、アウトプットが後回しにされがちになり、結果として収益に結びつきにくいという問題が生じます。

アウトプット型

コンセプトの内容は大雑把でも、軸となる部分を明確にしたら、その後はアウトプットに全力を注ぐものです。アプローチ法としては理にかなってはいるのですが、ブランディング本来のPDCAが機能しにくい、効果・効率が上がりにくいなどの問題が生じ、ブランディング活動が軽視されてしまうことに繋がります。

企業ブランディングのサポートを行っているBest Practiceでは、オリジナルキャラクタークレイモデル・ロゴ・社名ブランド名など、企業理念や特徴を経営コンサルティングの視点で整理、理解し、デザイン提案を行います。

クレイモデルは画像として、非常に多くの宣伝にも使われています。オンリーワンのオリジナルキャラクターを作ることで、商品・サービスの訴求に繋がりますので、より強いブランディングが構築されます。