PERは株式投資の指標としてよく使用されていますので会社四季報や新聞等で目にすることも多いと思います。
PERとは株価を一株あたりの利益で割ったもので、継続的に同額の利益がでたと仮定した場合に何年で元本を回収できるのかを表した指標です(単位は倍を用います)。
PER = 株価 ÷ EPS (Earnings Per Share ・ 1株利益)
PERが低いほど株価は割安で、高ければ株価は割高だと考えられますが注意しなければならない点もあります。
例えば、たまたま業績が良くて多額の利益が出た年度はEPSが高くなるためPERが低くなってしまいますので、単年だけではなく複数年で考えたり特殊事情を考慮する必要があります。また、実績PERと予想PERという考え方があり(実績PERは決算の確定数値のEPS、予想PERは事業計画数値のEPSを使用)どちらを使用するかによりPERに大きな違いがでてくることがあります。日本国内では一般的に予想PERが使われています。
PERは企業の成長性や業種・業界によっても見方が変わってきます。一般的には15倍~20倍程度が平均値にとなると思われますが、成長性が高いとされる新興企業の場合はPERがより高く設定されることが多くあります。
昨年ジャスダックNEO第1号上場企業のユビキタス(3858)を例に挙げると上場直前の指標は以下の通りでした。
・予想EPS:3,239円 ・公募価格:100,000円 ・公募予想PER:30.9倍
そして上場初値が400,000円となりましたのでPERは一気に123.5倍となりました。
これは将来収益がより期待された結果でありますのでPERが100倍以上だから割高であるとは言い切れません。
ユビキタスは昨年2007年11月13日に上場してから2ヶ月以上たちましたが1月21日の終値で365,000円と全体的な相場が悪い中、ある程度健闘していますね。
みなさんの会社でも事業計画を立て、実績と将来収益、業種・業界の平均PERを踏まえて自社の評価をしてみてはいかがでしょうか。
- 2008年1月22日 00:32
- 株式公開
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