先日PERの事を説明しましたが、PERと共に株式投資の指標に用いられるのがPBRです。
PBRとは1株あたりの純資産に対する株価の状態・倍率を表した指標であり、株価が1株当たり純資産の何倍まで買われているのかを示すものです。
PBR = 株価 ÷ 1株あたり純資産(1株あたり純資産 = 純資産 ÷ 発行済株式数)
PBRを計算するための純資産は決算(四半期・中間等含む)で確定した数値が基となります。
基本的な考え方として、PBRが1倍の場合に企業の解散価値(純資産=資産-負債)と等しいと考えられます。
従いまして、PBRが小さければ株価は相対的に割安と言え、PBRが1倍以下の場合には解散価値を下回ることになりますので、極端な話になりますが継続的に事業を行うよりも解散した方が株主の利益になることになります。
PBRは確定した数値を基にしていますので、過去の指標であり将来性は考慮されていない等PER同様考慮しなければならない点もありますが、評価の指標としては重要です。
最近の株価の下落により、PBRが1倍を下回っている上場企業も多いのが現状です…
日本企業は全体的に評価が低いと言われていますが、PBRやPER等の考え方を取り入れ企業評価し、比較してみると理解が深まると思います。
※参考 2008年2月1日の終値ベースのPBR
2.03 ソニー
0.88 日本電気・NEC
1.62 セブン&アイ・ホールディングス
0.51 ダイエー
11.50 ヤフー
23.37 ユビキタス
- 2008年2月 3日 11:33
- 株式公開

