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独断と偏見のひとりごと ◆生き生きしている経営者・管理職はここが違う No.2◆

日本経営士協会メールマガジンより一部抜粋して紹介いたします。

 

■■■ 1-2 暖かい管理とは何か ■■■

 

 

当たり前のレベルを上げていくことが「向上」です。そのために必要なのが「管

理」です。

 

筆者は「管理とは暖かいもの」と考えています。なぜ、管理が暖かいものなので

しょうか、ここで考えてみたいと思います。

 

 

■ 「管理」という言葉は嫌われている?

 

「管理」という言葉を嫌いな人は多いようです。「管理社会」などという言葉に

使われる管理という言葉は冷たい響きを持っています。しかし、ビジネスにおけ

る管理というのは「仕事をしやすい環境・条件づくり」のことで決して冷たいも

のではありません。

 

また、社員一人一人が業務を効率よく進め、少ないエネルギー投資で、最大の効

果を上げるように効果を高めていくため、結果として業績を上げていくには「自

己管理」が基本です。自己管理というのは、自分で自分の仕事をしやすく条件や

環境を整え、それによってよい結果を生むことです。

 

管理職の「管理」は、部下が仕事をしやすいように環境や条件を整えてあげるこ

となのです。部下の尻をたたくだけが管理と思い違いをしている人が多すぎると

思いませんか。

 

部下からみれば、自分が仕事をしやすいように管理職に動いてもらうことが「管

理」です。これは「上司を管理する」ことになり、上司に対してリーダーシップ

をとると言うことです。

 

あなたは、「上司を管理する」「上司に対してリーダーシップを発揮する」とい

うことを聞いたことがありますか?「リーダーシップ」も上から下に対してとる

だけのものではなく、自分が仕事をしやすくなるように条件を整えるために、関

係者に働きかけをする行動と考えています。

 

 

■ 管理職の任務を見直す

 

「管理」とは、仕事の効率を上げ、計画を必達できるように環境・条件を整える

ことでもあります。

 

そのためには経営環境の変化を適確に読み、時代の変化に敏感な先見性が必要で

す。管理職は、企業戦略は経営者の仕事だと考えていてはなりません。経営者を

補佐するのが管理職であり、それを行うためには管理職自身が経営とは何かを理

解していなければならないのです。

 

経営にとっても一歩先を見て、今からなすべきことは何かを考え、実行すること

は重要です。

 

先頃、和歌山県を訪れる機会が久しぶりにありました。知る人ぞ知る、和歌山県

はかつては洋服などにつけるボタンの産地として知られていました。良質な貝が

たくさん取れることから伝統的にその加工技術を持っていたのです。

 

ところが、プラスチックボタンが出まわるようになってから、急激に天然貝の需

要が減ってしまいました。

 

もし経営者が、「将来は、プラスチックという素材がやすくなり、成形により加

工が不要になるだろう」ということに気がつき、先手を打っていれば、今日でも

生き残るボタン製造業者が多数いても良いでしょう。

 

管理職は、経営者が経営判断に必要な資料や情報を集め、経営者に提案すること

ができなければなりません。また、もし、プラスチックボタンが主流になったら

、自分の仕事はどうなるだろうか、どうすべきなのだろうか、というようなこと

を考えなければなりません。そして、もし自分がそれに適する知識や技術などを

持ち合わせていなければ、今からそれを学び、部下に対してもその習得を指導し

ていかなければならないのです。

 

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