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独断と偏見のひとりごと ◆生き生きしている経営者・管理職はここが違う No.4◆

日本経営士協会メールマガジンより一部抜粋して紹介いたします。

 

■ 1-4 「金太郎飴経営」を見直そう 1

 

「管理とは暖かいものです」とお話ししましたが、多くの方から「そうだったの

ですね」という反響を戴きました。「当たり前のことが当たり前にできる」に続

き、好意的に私の考えを理解してくださり大変うれしく思っております。

 

ある美人(?)からは、「印刷して課長に突きつけてやり、スーとしました」と

いうメールもいただきました。

 

 

■ 「共通目標」ができていますか?

 

企業理念のない企業は、背骨のビシットと通ったところがなく、これからの時代

「存続すら危ぶまれる」と言っても過言ではないくらい、ここにきてまた「企業

理念」の重要性が再認識されています。

 

すなわち、「コアコンピタンスの見直し・再確認」と言うことが叫ばれ、コアコ

ンピタンスを考える時に「企業理念」が見直されるからです。

 

コアコンピタンスとは、自社の持っている、あるいは自社の独自性が発揮できる

、自社にとって不可欠な力、すなわち忘れてはいけない企業財産をいい、そこに

経営資源を集中するという経営戦略です。

 

しかし、いくら立派な企業理念があっても、それを実現する努力がなされなけれ

ば意味はありません。抽象的な理念を実現する計画が企業方針であり、経営計画

であるのです。換言すれば、これが「共通目標」なのです。

 

この共通目標を実現するために企業の年度計画を立て、それに基づき部門計画・

個別計画が策定されるのです。

 

ほとんどの企業で「目標」や「経営計画」をたてているでしょう。しかし、それ

が全社員に徹底されているでしょうか。

 

管理職は、全社の年度計画や部門計画に基づき、月度や日次計画を部下に立てさ

せ、それがまた共通目標と合致するかチェックし、それをフィードバックしなけ

ればなりません。全社員が同じ方向を向いていることが大切です。

 

 

■ 「共通認識」がはかられていない

 

例え、立派な目標を立てても、社員がそれを共通目標と認識していなければ、絵

に描いた餅にすぎません。誤った解釈や自分勝手な理解も困ります。

 

管理職の重要な任務の一つは、企業の計画や目標を部下に正しく理解させること

です。「計画がある」という情報を、社員に単に知識として持たせるだけでなく

、肌で解らせることです。

 

共通目標をきちんと認識させ、同じ理解の上に立つこと、これが「共通認識」で

す。どの社員でも、同じ認識を持ち、同じに説明できなければ「共通認識」とは

言えません。

 

ちょうど、金太郎飴が、どこの切り口を見ても同じ形をしているように、どの社

員に「計画・目標」のことを聞いても同じような答えが返ってこなければ共通に

認識されているとは言えません。

 

それにはふだんから実務を通じ、管理職と部下とが双方向のコミュニケーション

をはかっていることが重要です。

 

「『金太郎飴』のようにどこを切っても、どの社員も個性がない」という批判の

声で「金太郎飴」という言葉をお聞きになっている方は、それが余りよい意味に

は理解されていないのではないでしょうか。ここでは、意味が異なりますので、

是非「金太郎飴」という言葉を見直してください。

 

「経営は民主的に、会議はホンネで」、そしてダラダラ会議をやめ、戦略会議に

しなければなりません。日常はOJTを通じて個別面談で双方向コミュニケーシ

ョンで風通しをよくしましょう。

 

 

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